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寒い家 室温
2023/ 01/ 22
家は寒いのが当たり前、と考えて住んでいる人も少なくないようです。
イギリスの調査によると
「18度未満の寒い家」は脳を破壊し寿命を縮めるという研究結果も発表されています。
さらに
「16度以下」を下回ると呼吸器系疾患に影響が出始め
「12度以下」になると血圧の上昇や心血管リスクが高まるといわれている。
高齢の方なら何となく思い当たる節もあるのではないでしょうか。
加齢による体の不調とばかり思っていたのに「寒い家」が原因の可能性があるとは思いもよりませんでした。
寒い家の健康被害
WHO推奨では冬の室内温度は「18℃以上」が望ましいとされています。
高齢者世帯は22-24度くらいに室温を保つようにしましょう。
循環器系が安定し血圧が上がりにくくなります。
自宅で搬送された心肺停止数が多い月は12月~3月
部屋が暖かいと血管が拡張しますが逆に寒いと血管が縮小し血圧の上昇につながります。
冬季の心筋梗塞がとても多くなっているそうです。
リビング温度
冬のリビングの温度が一番高かったのは北海道で19.8度
逆に一番低かった県は香川県の13.1度
他に大分県が14.9度、栃木県が15.1度と寒冷地のリビング温度は高く
温暖な気候の東北以南ではリビング温度が低くなる傾向になっています。
日本の約9割の地域が18度未満
家の中での温度差の違い
リビングと廊下の温度差10度超、天井と床の温度差も大きく足が震えるくらい寒い家が多い。
日本は古くから家全体を温めるという発想がまったくなく、スポット的に寒さをしのぐ生活に慣れています。
ただ、加齢とともに体に限界がきてしまう。
寒冷地では主流の2枚ガラスですが日本の家屋の約7割が1枚ガラス
両者の表面柄温度の違いは6度以上あります。
外気温1度でエアコン設定22度の場合 窓の表面温度は約9度、サッシ部分は約6度まで低下しています。
冬の死亡者増加率
冬の死亡者率が多いのは
1位 栃木県
2位 茨城県
3位 山梨県
逆に死亡増加率が低い地域は
1位 北海道
2位 青森
3位 沖縄
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※ハニカムシェード
寒い家 対策
プチプチシート
ハニカムシェード → ブラインドのようなもの
ドア隙間テープ
雨戸、カーテンを閉める
窓に断熱シート
パネルヒーター
温度計で寒さを確認する
リフォームで大掛かりに工事をするのは嫌、という方は内窓だけでもつけてみませんか?
国や自治体では断熱などの改修で補助金を出していますので条件が合うようなら賢く利用しましょう。
「住宅改修 国の補助金制度」 → 厚労省ホームページ
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