HOME > 仕事・資格・ビジネス > title - セカンドキャリア支援制度とは
Article
セカンドキャリア支援制度とは
2021/ 04/ 24
コロナ禍で人事部社員が注目している制度に「セカンドキャリア支援制度」があります
セカンドキャリア支援制度とは
キャリア開発研修などを通し、45才以上の社員が退職し独立起業や他社への就職といった転進・転職を支援する名目の早期退職優遇制度のことです。
臨時で実施する希望退職者制度とは異なり、この新たなリストラ手法を常時実施しようとする企業が増えています。
コロナ禍の中で会社と社員の関係がどんどん変化してきている。
自己裁量を与えることで、社員の自立を促し、労働時間に縛られない働き方改革がコロナ前から課題になっていました。
それがコロナの蔓延により、テレワークが普及し仕事の管理や成果などを含めて、自律的に高い競争力を発揮できる人材の重要性がより浮き彫りになってきている。
それと同時に会社、企業の存続と発展を目指すには、ビジネスの変化に応じ必要な人材をいかに外部から調達できるかが重要になってくる。
その障害となる終身雇用や年功による賃金の排除はもちろんのこと、労働移動は避けられないだろうと見込まれている。
そのためには終身雇用をやめて、リストラによる人材の入れ替えが常態化する、ということ。
コロナ禍で主流となるテレワーク、時差出勤、フレックスタイム制はおそらくアフターコロナでも継続し、これを歓迎する社員も増えてきている。
そのため自由度の高い仕事と引き換えに成果による報酬格差と会社からの退出を余儀なくされるケースが出てくるという。
早期退職優遇制度がセカンドキャリア支援制度と名称変更
45才の節目にキャリア研修を実施しこれまでのキャリアを振り返るとともに、今後の生き方を問う機会を与え、今の会社では実力が発揮できない社員には、セカンドキャリア支援制度を利用し転職を勧める、という企業が増える事でしょう。
セカンドキャリア支援制度の仕組み
・ 退職金の割り増し
・ 退職前の一年間は就業しながら独立の準備や再就職活動を認める
・ 副業を認めて週二日程度他社で働く
このような条件の元、次のキャリアに向けて準備ができるようになる仕組みです。
※ キャリア支援、再就職支援に関する意識調査
◆ Amazon → 社会正義のキャリア支援
◆ 楽天 → 社会正義のキャリア支援
あわせて読みたい
コロナ禍での看護師の離職状況
看護師不足 都道府県別から探してみる
コロナ禍で本気で考える医師転職
履歴書の書き方 ポイントとコツ
人手不足の業界の方が就職しやすい