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医療用マスク 家庭用マスク 違い
2021/ 01/ 11
新型コロナウイルスの影響で発生したマスク不足
マスクにも色々な種類があるんだな~と改めて知ることになったコロナ騒動でもあります。
そもそも唾液などの飛沫や花粉、PM2.5、コロナウイルスが一つのマスクで防げないんだと気づかせてくれた政府配布のアベノマスク
アベノマスクはガーゼマスクなので唾液などの飛沫感染予防のためのマスクです。
もちろん微粒なコロナウイルスは、なんなく通過してしまいます。
新型コロナウイルスの感染は主に飛沫感染のためアベノマスクのようなガーゼマスクで唾などの飛沫はブロックしてくれます。
ではドラッグストアなどで売られている家庭用マスクや病院などで使っている医療用マスクの違いはなんなのでしょう。
医療用マスクは主に医療現場や医療用に使われる感染防止のためのマスク
外科手術の際に使われているマスクのことです。
「外科」「手術」ということからサージカルマスクとも呼ばれている。
ただサージカルマスクなら自宅でも使っているというご家庭も多いでしょう。
実はマスク自体が日本国内では薬事法に該当しないで、ただの雑貨扱いになっているため産業用マスクと違い検定規格がないそうです。
よほど特殊な仕様でない限り医療用のマスクは存在しないらしい。
ただし医療用に使われるマスクには必要なスペックを兼ね備える必要があります。
素材は布、不織布に大別され様々なフィルターが組み来れています。
例えばフィルター性能でいうとマスクの箱にも書いてある
PFEは微粒子濾過効率試験、BFEは飛沫の濾過効率試験、VFEはウイルス飛沫濾過効率試験に合格したフィルターが使われているためマスク性能の判断基準になるはず。
全国マスク工業会の定義でも基準は実にゆるいものです。
天然繊維や化学繊維で織編したものや不織布を主な素材として口・鼻を覆う形状、花粉やホコリ等の粒子が体内に侵入するのを抑制、咳・クシャミなどの飛沫の飛散を抑制を目的とされる薬事法に該当されない衛生用品
との位置づけのようです。
ですのでマスクをちゃんとしているのにコロナウイルスに罹っても誰も責任は取ってくれませんのでご注意。
マスクの性能や機能は自分で調べて目的に合ったマスク選びをすることが重要です。
例えば
花粉の大きさは30.0μmで髪の毛の約1/3の直径
飛沫は3.0-5.0μm
結核菌は0.3-0.6μm
コロナウイルスは0.05-0.2μm
と、新型コロナウイルスの小ささが分かりますね。
ここまで小さなウイルスに有効なのがメルトブローフィルターに帯電させたフィルター
フィルターの繊維に静電気が帯びているため微粒な細菌やウイルスを絡めとって捕集してくれます。
家庭用マスクでも布だけで作った手作りマスクは飛沫予防のための機能くらいしかないため、よりマスク機能を高めるためにはガーゼを何層も重ねる必要が出てきますが、重ねすぎると息苦しさでとても使いにくいマスクになってしまいますのでご注意を。
メルトブローフィルターのみの販売もしているようですので手作りマスクを高機能にしたい方は、そのようなフィルターも布のの間に入れてみてはいかがでしょう。
ただし効果のほどは自己責任になりますのでご注意を。
今回のマスク不足で教えられたことはマスクの性能と正確に装着しないと効果が大幅に低下するということでした。
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