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大学入学共通テストとは 共通テスト分析速報付き

2021/ 01/ 20
                 

2021年大学共通テスト分析速報はこちら







2021年から始まる新入試に不安を感じる受験生は少なくないはず。

そこで新高2・高3生から届いた新入試への疑問や不安の声にお答えしています。


◆ 新入試ってどんな試験なの?

2021年、大学入試センター試験が「大学入学共通テスト」に代わるというのは、もうご存知だと思います。
新高3生の皆さんから国公立大学を受験する場合には、この共通テストと二次試験(個別試験)を受けることになります。
2021年の共通テストは記述式の導入が見送られマークシート方式で行われます。
共通テストがセンター試験と違う点は基礎的な知識を組み合わせて解く力が問われるところです。
こう聞くと難しく感じるかもしれませんが、もちろん基礎的な問題も出ます。
入試では合否を判定するために平均得点が6割程度になるよう試験問題がつくられるので共通テストになると全部の問題の難易度が上がる、ということはないと考えてください。
さらに私大入試の仕組みや試験問題は、ここ数年で少しずつ変化してきています。
来年一斉に変わってしまうわけではないので志望校にあわせて冷静に準備していきましょう。

これまで知識のインプットを中心に勉強してきたのは決して無駄ではありません。
基礎も応用も知識がなければ問題は解けませんから。Z会の教材を活用しながら、まずは基礎固めをしていきましょう


◆ 過去問が無い共通テストは何を勉強したらいい?

共通テストは、これまでに2回試行問題が発表されており、その中から共通テストの出題傾向がうかがえます。
例えば
国語であれば契約書など身の回りにある実用的な文章を読み解く問題
数学では学校の階段の踏面の長さを求める問題
といった日常生活と密接に結びついている問題が各教科で出題されています。
また英語のリーディングは文章量が増え細かい知識を問う問題ではなく文章を把握する力が必要な問題が出る傾向にあります。
センター試験と比較し全体で語彙が1000語ほど増えるといわれているので英文を早く読む練習は必要になってきますね。
リスニングについてはセンター試験では2回流されていた問題音声が共通テストの一部問題では1回しか流されないといった変化があります。
日常会話と同じように言われたことを確実に聞き取る力が求められているのです。
このような出題傾向を考えると社会生活に必要になる実用的な力を身につけてほしいという新入試の出題意図が見えてきます。
この試行問題と文部科学省が公開している共通テスト作成方針に基づきZ会では予想問題を作成しています。

この1年の大まかなスケジュールとしては今から10月くらいまでしっかり基礎力を身につけ実践的な共通テスト対策をするのは11月~12月で大丈夫。
予想問題をくり返し解いて共通テストならではの時間配分や出題傾向を把握し自分の解答ペースをつくってください


◆ 思考力を問う問題とはどのような問題?

思考力ってどんな風に問われるのか、どうやったら思考力をアップできるのか、わかりにくいですよね。
確かに直前に対策してすぐに効果を出すのは難しいかもしれません。でも新高3生であれば、これから約1年の間に「なぜ」を意識しながら生活することで思考力は十分鍛えられると私たちは考えています。
数学であっても日本史・世界史であっても、ただ解法を暗記するのではなく一つ一つの意味を考えながら問題を解く習慣をつけてみましょう。
「なぜこの計算をするのか」「なぜこの年にこの出来事が起こったのか」と考えてみると物事には流れやつながりがあることがわかってきます。
そういった背景を理解すると知識を組み合わせる応用問題も解きやすくなります。

来年の共通テストでは記述式の導入は見送られましたが私大上位校や国公立大の二次試験では記述式の問題が増えてきているので早い時期から文章を書いてみるのもおすすめです。
単語や文法の暗記を完璧にしてからと後回しにしがちですが、まずは教科書や参考書を見ながらでも記述問題を解いてみると、「自分では文章を書けるつもりでいたのに、意外と書けないな」「支離滅裂なことを書いてしまったな」という事実に気づけます。
客観的にチェックしながら文章を書くと考え方の整理にもつながります。

基礎的な問題は当面はなくなることはありませんが1つの知識を反射的に答えるような単純な問題は少なくなっていくでしょう。知識をどう使うか意識しながら生活することで自然と思考力は高まっていくと思います。


◆ 自宅学習はどう進めたらいいのか?

2月下旬から突然長い休みに入ってしまい1人でどう勉強するべきなのか戸惑った方も多かったようですね。
自分で学習を組み立てるために、まずやってほしいのは「記録」です。
ダイエットするのに食べたものや体重を書き出す方法がありますね。
それと同じ考え方で普段の1日の勉強時間を記録してみてください。
1日の学校や部活、睡眠時間などを除いた自由に使える時間の中で、どのぐらい勉強しているかを記録していくと自分のペースを知るだけでなく勉強も積極的に楽しんでもいない「空白の時間」が見つかったりするものです。
また1週間で見ると自分の行動の傾向がわかります。
月曜は元気に勉強できるのに金曜になると疲れてあまり勉強できないという人も多いでしょう。
傾向に合わせてあらかじめリフレッシュの時間を設けておくのもいいですね。

こうして自分の勉強時間と行動の傾向がわかったら学習計画を立てましょう。
ここで大切なのは実現可能な内容にすること。
無理な計画を立てそれを継続できないと計画自体を見るのが嫌になってしまいます。
最初は自分に最適な勉強スタイルやペースの確立を優先し自分ができる範囲の計画を立て、しっかり実行してください。
そして受験勉強の進度に合わせて定期的に計画を見直すと良いでしょう


◆ 難関大学の受験対策なら Z会の通信教育



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