Article
統合失調症 障害年金の受給ポイント
2019/ 04/ 12統合失調症は100人に1人が発症する身近な病気のひとつ
ただ症状が長期化する傾向が多く日常の生活を送ることさえ、ままならないこともあります。
そんな統合失調症の方の生活を支えてくれる制度に障害年金があります
障害年金の支給対象
病気やケガで日常の生活や仕事に支障が出ている方を対象とした年金です
原則、病気やケガで初めて受診した日から1年6か月後から受給することができます
※随分と長く待つものですね・・・その期間どうするのだろう。
障害年金の年金制度は二種類あり
・ 障害基礎年金
1級の場合 年間97万4125円 月8万1177円
2級の場合 年間77万9300円 月6万4941円
・ 障害厚生年金
1級の場合 年間97万4125円
2級の場合 年間77万9300円
3級の場合 年間58万4500円
3級の場合は最低保障額になっています
1級も2級も変わりがないんですね。計算は面倒だけど。
障害年金の受給ポイント
・ 公的年金の加入期間の2/3以上の期間について保険料の納付か免除されていること
・ 65歳未満のもので1年間に保険料の未納がないこと
・ 障害の程度が基準に該当していること
保険料の納付要件を満たしていない場合は症状がどんなに重くても受給することができません。
自分の保険料の納付要件を調べたい時はお近くの年金事務所で確認することができます。
統合失調症の認定基準
おおまかな認定基準としては
1級 → 常に誰かの援助がなければ日常生活が送れない
2級 → 日常生活に支障が出ている場合
3級 → 仕事に支障が出ている場合
※ 障害基礎年金の場合 3級の時は障害年金は支給されません
日常生活能力の判定には7つの場面で評価します
1.適切な食事
2.身辺の清潔維持
3.金銭管理と買い物
4.通院と服薬
5.他人との意思伝達、対人関係
6.身辺の安全保持、危機対応
7.社会性
楽天 → マンガでわかる!統合失調症 [ 中村ユキ ]
楽天 → 世界一やさしい障害年金の本 [ 相川裕里子 ]